FP2級に45時間の勉強で合格した話——電験三種ホルダーが感じた難易度差

FP2級に45時間の勉強で合格した話——電験三種ホルダーが感じた難易度差

カテゴリ: ライフ・IT
タグ: 勉強法 比較・選定

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電験三種・エネルギー管理士・機械保全技能士——電気系の資格を中心に取得してきましたが、実はFP2級(ファイナンシャル・プランニング技能検定2級)も保有しています。

今回は、FP2級を45時間の勉強で一発合格した実体験を振り返りつつ、電験三種など他の資格と比べて感じた難易度の違いについてもお伝えします。


1. 結果:学科54点・実技95点で合格

当時の得点は以下の通りでした。

区分得点
学科試験54点/60点
実技試験(資産設計提案業務)95点/100点

学科試験の分野別得点は次の通りです。

分野得点(各10点満点)
A. ライフプランニングと資金計画9点
B. リスク管理10点
C. 金融資産運用10点
D. タックスプランニング10点
E. 不動産9点
F. 相続・事業承継6点

実技は高得点でしたが、学科は相続・事業承継の分野で取りこぼしがありました。


2. 電験三種と比べた「難易度の感じ方」

電験三種を半年以内で一発合格した経験と比べると、FP2級は個人的には取り組みやすい資格でした。

理由は大きく2つあります。

①身近なお金の話なので、イメージが湧きやすい

電験三種の理論・機械のように、現場経験がないと式の意味が掴みにくい分野とは違い、FP2級は「自分の生活に直結する話」が中心です。年金・税金・保険・不動産——内容が自分ごとに置き換えやすいため、理解のスピードが速いと感じました。

②株式投資の知識がそのまま使える分野がある

「金融資産運用」の分野は、PER・PBR・会社四季報の見方など、株式投資をしている人なら馴染みのある内容が中心です。6分野中1分野をほぼ勉強せずに得点できるのは、トータルの勉強時間を圧縮する上で大きなアドバンテージでした。

⚠️ 念のため補足 これは「FP2級が誰にとっても簡単」という意味ではありません。金融分野への関心度・実務経験によって難易度の感じ方は変わります。化学系の資格(危険物取扱者乙4など)の方が苦戦した、という個人差の一例として読んでください。


3. 当時の勉強法(2016年当時の記録)

ここからは、当時実際に行っていた勉強方法を記録として残します。**使用した書籍・アプリ自体は当時のものであり、現在は別の版・別の教材に置き換わっています。**勉強の「型」として参考にしていただければと思います。

参考書は2種類を使い分けた

  • 網羅型の参考書:学科試験を主催する団体が監修する、教科書タイプの参考書。範囲を広く・細かくカバーしている一方、内容はやや硬め。
  • やさしい解説型の参考書:要点を絞り、8割の得点を目指す構成の参考書。学校の勉強が苦手だった人には、こちらのタイプから入る方が挫折しにくいと思います。

休日はこの2冊を読み進める時間に充てました。

当時使っていた版は現在販売終了していますが、同シリーズの考え方を引き継いだ最新版(2026-27年版)が出ています。動画解説・CBT模試付きで、当時の私が使っていたものより学習効率は上がっていると思います。

【動画付・CBT模試付】FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習テキスト 2026-27年版【フルカラー】(ファイナンシャルプランナー) (FP合格のトリセツシリーズ)

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スマホアプリでの反復学習

紙の問題集ではなく、過去問が2,000問収録されたスマホアプリを使いました。仕事の休憩時間(10分程度)で20問ほどの過去問を解き、間違えた問題だけを繰り返す機能を活用していました。隙間時間での反復学習という意味では、紙の問題集よりも相性が良かったです。

合計勉強時間:45時間

  • 参考書:25時間(1日2〜3時間×10日程度)
  • アプリ:20時間(1日30分×2ヶ月程度)

4. 資格試験で見落としがちな「法改正リスク」

ここは資格試験全般に言える注意点として、当時実際に経験したことを共有します。

FP試験は法改正のたびに正解が変わる分野が多くあります。私が受験した当時(2015〜2016年)は、ちょうど相続税の基礎控除額の算定方法が改正された直後で、改正前後で同じ問題文でも正解が逆になるケースがありました。

当時使っていたアプリは過去問の改正対応が追いついておらず、「過去問だから正しい」と思い込むのは危険だと実感しました。

これはFP2級に限った話ではありません。電験三種でも法規科目は条文・基準の改定があり得ます。資格試験の過去問演習では、最新の法改正情報を別途確認する習慣を持つことをおすすめします。


5. まとめ

  • FP2級は学科54点・実技95点で合格。実技の方が得点しやすい印象だった
  • 電験三種と比べると、身近なテーマで取り組みやすい資格だと感じた
  • 株式投資の知識がある人は「金融資産運用」分野で時間を節約できる
  • 過去問アプリは便利だが、法改正への対応状況は別途確認が必要

資格の勉強法は人によって合う・合わないがありますが、「網羅型」と「やさしい解説型」の参考書を役割分担させるという考え方は、他の資格学習にも応用できると思います。

電験三種の勉強法についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。


tkappy

WRITTEN BY

TKappy

関西在住の生産技術エンジニア。PLCプログラミング、産業技術、ガジェットの知見を「TECH & ROOTS」として発信しています。詳しく見る

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